
これからキャッシュレス決済を取り入れていこうという方に、初心者でも比較的馴染みやすい有名どころのものをご紹介したいと思います。
いずれも大手が運営しているため、既存のユーザー数が多く使い勝手も良いものばかり。
お得なキャンペーン開催の頻度も高いため、スマホにインストールしておいて損はないでしょう。
PayPay(ペイペイ)は、SoftBankとyahooが共同で運営する、スマホ決済サービスです。
クレジットカードや銀行口座と紐づけて、すべて自動引き落としでQRコード決済やバーコード決済ができる利便性が特徴の1つ。
この手のバーコード決済の先駆け的存在であり、ユーザー数は5,000万人を超えています。
手数料が安いため、導入している店舗も圧倒的に多く、PayPayだけスマホに入れておけば財布を持ち歩く必要はない、と言っても過言ではないほど、あらゆるシーンで利用できます。
また、定期的に行われる超PayPay祭や、自治体と協力して行われるキャンペーンでの還元率が高い点も大きなメリット。
もはや利用しない手はない!と言えるほどメジャーなキャッシュレス決済です。
d払いは、NTTdocomoが提供しているスマートフォン決済サービスです。
docomoで通信契約をしている方であれば、電話番号の登録だけですぐに利用できる、という利点があります。
ドコモユーザー向けのキャッシュレス決済サービスと言えますね!
クレジットカードや銀行口座と紐づけて使うところは他の決済サービスと共通していますが、独自の特徴としてはdポイントやdカードと連携させることでポイント還元率をアップできることでしょう。
こちらも完全にd払いのauバージョンと言えるものです。
もともとはau WALLETという名称でしたが、2020年の2月に「au PAY」となりました。
auのユーザーに特化したサービスを展開しており、毎月の携帯料金と合算してまとめて支払いをすることができます。
また、コンビニ大手のローソンとの関係性が強く、常時4%以上というかなり強力なポイント還元があります。
楽天グループが提供するスマホ決済サービスが「楽天pay」です。
楽天グループが運営する楽天銀行の口座を持っている方には特におすすめ。
決済時の引き落とし口座が楽天銀行であれば、紐づけが非常にスムーズに進みます。
楽天pay単体で見た時には、キャンペーン内容やポイント還元などで目を見張る部分は特にないです。
しかし、とにかくグループで提供しているサービスのジャンルが圧倒的に多いため、生活インフラをすべて楽天で固めたら他では考えられないレベルでの圧倒的還元を受けることも可能となります。
普段から買い物に楽天を使う方、その他楽天モバイルや楽天銀行ユーザーの方は、積極的に使っていきたい決済サービスです。
こちらでご紹介したキャッシュレス決済サービスは、いずれでも業界の有名どころばかり。
運営会社もすでに他の分野で実績のある大きな会社ばかりですので、サービスの安全性や充実度には大差がありません。
この中からどれを選ぶべきかは、もはや利用者自身の生活インフラがどこに寄っているかによる、としか言えないでしょう。
もしくは、状況に合わせて使い分けられるよう、すべての決済サービスをスマホに入れて使えるようにしておく、というのも一つの方法です。
ただし、一般的にこの手のスマートフォン決済サービスはあまり数多く手を出し過ぎてもメリットはなく、むしろ管理に苦労するデメリットの方が大きいです。
メインで使うものを1つ、そしてサブでもう1つくらいに留めておくのが無難でしょう。