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現金vsキャッシュレス!双方のメリットを比較した結論とは

キャッシュレス決済と現金決済のメリットを比較して、どちらがより優れているか検証しています。キャッシュレスは非常に便利ですが、現金でないと使えない場面も多いのが現状。どちらも上手く使いこなしていくことが大切です。

キャッシュレス決済VS現金

現金とキャッシュレスの画像
キャッシュレス決済と現金払いにはそれぞれ利点や欠点があり、どちらが優れているかは状況によって異なります

 

世の中の流れとしてはキャッシュレス化が進んでいますが、

「なかなか切り替える決心がつかない…」

という方や、

「今後も現金が最強!」

と考えている方もいるかもしれません。

 

そこで、このページでは客観的な視点からキャッシュレス決済と現金払いのどちらが優れているかを検証してみたいと思います。

 

スムーズな会計

スムーズな会計のイメージ画像

キャッシュレス決済を取り入れることで、圧倒的に会計がスムーズになります

 

現金を手渡し、お釣りを受け取るというやりとりがなくなり、ワンタッチのみで会計が終わるため、時短になることは間違いありません。

ただし、注意しなければいけないのはキャッシュレス決済ができないお店もまだまだ多いという点です。

 

この懸念は、インフラ整備が進めば自然と解消するでしょう。

 

ポイント還元

クレジットカードや電子マネーなどのキャッシュレス決済を利用すると、ほとんどの場合その決済額に応じて一定割合のポイントが還元されます。

還元率は、利用する決済手段や対象となる店舗によって異なりますが、0.5%~5%程度が一般的です。

 

事業者からすればポイント目的でのユーザーのリピートが見込めますし、利用者としてはポイントの還元分が現金払いよりもお得になります。

ポイント分お得になるイメージ

 

引き出しの手間や手数料

ほとんどの方が銀行などの金融機関口座に現金を入れているかと思います。

 

きらきらした女性
 

もしも財布の現金が残り少なくなった場合、どうしますか?

考える女性
 

うーん…ATMでお金をおろして補充すると思います。

 

ATMからお金を引き出す際、注意しなければならないのは「手数料」です。

 

口座を持っている金融機関のATMなら無料のことも多いですが、深夜帯や土日祝日は引き出しに110円~210円程度の手数料がかかります
コンビニで引き出す場合もほとんどの場合も同様です。

 

いちいちATMまで足を運ぶ手間と手数料を考慮すると、キャッシュレス決済が優勢と言えるでしょう。

 

紛失リスク

キャッシュレス決済と現金を比較すると、紛失リスクについて以下のような違いがあります。

 

キャッシュレス決済の紛失リスク

・スマホやクレジットカードを紛失した場合、第三者によって不正に利用される可能性がある。
・不正アクセスが行われ、個人情報やカード情報が盗まれる可能性がある。

現金の紛失リスク

・財布もろとも紛失すると、他にも失うものが多い(免許証やクレジットカードなど)
・紛失した現金は戻ってこない場合がほとんど

紛失リスクにおいては、両者ともにあるので優劣つけがたいように見えます。

 

しかし、2段階パスワードや認証コードなどでセキュリティ対策をすれば、スマホやクレカの不正利用などのリスクはほぼ回避できます。

 

結果として、紛失リスクについてもキャッシュレス決済の方が少ない、と結論付けられます。

 

結論:キャッシュレス決済の圧勝

キャッシュレスが現金より優れているイメージ
これからの世の中で生活していく上で、キャッシュレス決済が現金よりも重要な決済手段となっていくことは間違いないと言えます。

 

キャッシュレス決済が現金より優れている点は、以下のようにまとめられます。

 

  • スマホやクレジットカードを使って簡単に支払いができるため、現金をやり取りする手間が省ける。時短と共に感染リスクの回避にもつながる。
  • 現金は盗難されると絶望的だが、スマホはセキュリティ対策をしっかりしていれば不正利用を防げる。結果として、盗難にあっても資産を失わずに済む。
  • キャッシュレス決済には、ポイント還元やキャッシュバックなどの特典があることが多く、現金払いよりもお得。
  • 政府や金融機関が利用を推奨し、徐々に普及が進んでいることから、今後より重要な決済手段になる可能性が高く、いまのうちから使い慣れておいて損がない

 

現金が世の中から消滅することはないでしょう。
しかし、だからと言って新しい決済方法に拒絶反応を示すのではなく、どちらも上手に使っていくような姿勢が大事ではないでしょうか?

 

キャッシュレス化の波は、本格的にそこまできています。